生活保護VSワーキングプア (PHP新書)
「生活保護VSワーキングプア (PHP新書)」のレビュー・感想

【生活保護に対する具体的な対策・提言がなされています】
生活保護現場の実態を上手い表現で
語っており、お役人も精神的にやられて
げっそりやせ細り、生活保護をしに来る人も
必死ですが、それに対抗して役人が追い返そうと
必死な現場が見えてきます。
しかし、この人が言っているように受給しやすく
そして受給から離れていきやすくする生活保護に
していくことが大事だというのは納得がいきます。
生活保護を早く申請を通して早く社会復帰を
させてあげることができれば結果的には国の税収も
...

【生活保護の実態みたいなものがわかりました】
今まで生活保護っていうこと自体があんまりよくないものっていう感じで受けてはいけないものって感じだったんですけど、この本を読んで生活保護を上手に使って自立に導けるならいいのではないかなっていう考え方に変わりました。
どうしても使わなきゃいけない人だっているのに誤った報道とかで生活保護を受けるのはいけない事って思われているような気がします。

【一般の認識と実態とのギャップ】
本書では受給者数の推移、保護申請理由、受給者の年齢構成など多くのデータと共に、生活保護受給者と福祉事務所のケースワーカー達の声が沢山紹介されています。また、生活保護の問題について多様な側面から議論しており、偏ることなく実態を伝えていると感じました。そして、実際の状況は読む前に持っていたイメージとは大きくかけ離れており、自分のピントが大きくずれていた事に恥ずかしさを覚えました。貧困、病気、暴力等の様々な問題に対して、ケースワーカーとして取り組んだ著者だからこそ訴えることができる核心的な問題や...

【社会問題への関心がある方には必読の一冊】
「本書は、出版会では珍しいとされる、著者による企画持ち込みという形で世に出ることになりました」とある。とにかく、書かずにはいられなかったのだろう。
筆者は、ケースワーカーとして生活保護にかかわった。その後、児童相談所に勤務。そして、生活保護家庭には、虐待、経済的困窮などの問題に直面して苦しんでいる子供達がたくさんいることを知る。子供の面倒を見たくともできないパートの掛け持ちに追われる母子家庭の母親の苦しい実態も明らかにされる。そしてそのような親子は自分達の力だけでは「負の連鎖」か...
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